介護保険の訪問介護とは

介護保険の訪問介護についてのお尋ねが多いのでお話しします。

【介護保険の訪問看護とは】
介護保険の訪問看護とは、ホームヘルパーなどが要介護者や要支援者の自宅へ訪問をして、日常生活上の世話(入浴、排せつ、食事等の介護、調理、洗濯、掃除等の家事、生活等に関する相談、助言など)を行うサービスで「身体介護」「生活介護」「乗降介助」があります。

【身体介護とは】
身体介護とは、利用者の体に直接触れる形で行う介助サービスで、排せつ・食事介助や清拭、入浴、身体整容などがあります。
日常生活を送る上で、必要となる機能向上の介助サービスや助言を行います。
料金は、30分未満2,310円、30分以上1時間未満 4,020円、1時間以上1時間30分未満 5,840円です。

【生活介護とは】
生活介護とは、日常生活の援助(掃除、洗濯、調理など)を行います。
料金は、30分以上1時間未満 2,080円、1時間以上1時間30分未満 2,910円 です。

【乗降介助とは】
乗降介助とは、通院をする際の乗車や降車の介助を行います。
料金は、基本1,000円で、夜間(18時-22時)早朝(6時-8時)は25%増し、深夜(22時-6時)は50%増しです。

【介護保険を利用する場合】
介護保険を利用する場合は、利用者の負担は1割となります。
平成12年4月1日以前の1年間にホームヘルプサービスを利用したことがある所得の低い世帯の高齢者の場合は、負担が3%と軽減されています。
平成15年7月1日からは6%となり、平成17年度からは、通常と同様の1割負担となっていますので、低所得者の方は負担が増える形となっています。

介護保険の介護サービスを利用する際は、居宅介護支援事業所に相談して介護サービス計画の作成が必要となります。

以上が介護保険の訪問介護についてのお話しです。