介護保険対象の訪問リハビリテーションについて

介護保険対象の訪問リハビリテーションについてのお話しをします。

介護保険の訪問リハビリテーションとは、利用する方の自宅に病院や診療所の理学療法士・作業療法士が訪問をして、日常生活の自立のために、必要なリハビリテーションをサポートする介護サービスです。

訪問リハビリテーションにより、心身の機能の維持回復をも図ることができますし、自宅から移動しなくてすみますので、利用者への負担も大きく減ります。

介護保険の訪問リハビリテーションを利用できる対象者は、病状が安定期で、在宅で医学的管理のもとリハビリテーションが必要だと主治医が判断した、要介護者や要支援者が対象です。

介護保険の訪問リハビリテーションを利用する標準的なサービス料金は、1日に付き5,500円です。

サービス料金の1割を利用者が負担をします。残り9割は介護保険がまかないます。

事業所によっては、サービスの内容によって料金が割り増しになる場合があります。

ご利用の前にはよく調べた上で利用するようにしてください。

介護保険の訪問リハビリテーションは、ADLの自立性の向上のための理学療法や作業療法を理学療法士、作業療法士が行った場合は、1日につき500円の費用がかかりますが、病院などの退院の日から6ヶ月以内に限ります。

介護保険の訪問リハビリテーションを利用する際の手続きは、ご自身の主治医によく相談をして、介護サービス計画をケアマネージャーに考えていただき、手続きをします。

介護サービス計画を作成するには、居宅介護支援事業所に相談をすることをおすすめします。

以上が介護保険対象の訪問リハビリテーションについてのお話しです。