介護保険のグループホームとは

介護保険のグループホームについて関心のある方が増えてきていますのでお話しをします。

介護保険のグループホームとは、介護保険の中の「居宅サービス」で「認知症対応型共同生活介護」というサービスです。

【介護保険のグループホームのサービスの内容】
介護保険のグループホームのサービスは、認知症が進行するのを緩和させることを目的としていて、家庭的な雰囲気の中で、同じ認知症の高齢者の方が数人で共同生活をして、介護スタッフによる日常生活上の世話（食事・入浴・排せつ等の介護など）や機能訓練などのリハビリを受けることができる介護サービスです。

介護保険のグループホームは、ユニットと呼ばれる共同生活住居で定員５-９人で生活をして、必要な設備や人員でサービスを行います。

介護保険のグループホームの施設を利用できるのは、認知症という診断がされて要介護１-５の認定を受けている方が対象で、共同生活ができる方が対象となります。

要支援の方や共同生活が困難だと判断される方の利用はできません。

料金は、介護保険利用料の１割、家賃、光熱費、食材料費です。

介護保険のグループホームで提供されるサービスは、ユニット内で完結します。

介護保険の居宅療養管理指導に限り、居宅サービスの利用が認められていますが、他の居宅サービスは利用できません。

介護保険のグループホームでの一環として、グループホームが全額負担をする場合に限り認められています。

介護保険のグループホームでは、基本的には生活しやすいように施設内の整備が行われていますので、特別な事情がある場合を除いて住宅改修や福祉用具購入はできません。

介護保険施設には、介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）と介護療養型医療施設（療養病床）があります。

以上が介護保険のグループホームについてのお話しです。