介護保険についてのご質問にお答えします。

介護保険制度について、いろいろなご質問が寄せられましたので、ご参考にしてください。
Q1.今、私が住んでいる地域とは違う地域に住んでいる80歳の父と一緒に暮らすのですが、介護保険証が見つかりません。再発行は可能でしょうか?

A1.万が一なくされている場合は、再発行ができます。
65歳以上の方は、住んでいる市町村で介護保険に加入をすることになっています。住民票の移動と同様、介護保険も転入や転出の際には届出が必要となりますが、住民登録の届出をされた時点で、介護保険の届出があったとみなしていますので、以前住んでいた場所で転出届を出されているのであれば、資格が一度喪失しています。新しい市町村で住民登録をされれば、後日新しい保険証が発行され郵送されます。


Q2.今70歳で障害者手帳を持っているのですが、介護サービスを受けたいと思っています。受けられるでしょうか?

A2.障害者の方で65歳以上の人が要介護状態になった場合は、介護認定を受け、介護保険法に定める保険給付を受けることができます。その際、介護サービスが共通の場合は、介護保険から保険給付を受ける事になりますので、重複して給付は行われません。しかし、介護保険でサービス対象外のものがあった場合は、引き続き障害者施策が利用できますのでご安心ください。


Q3.私は外国人ですが、介護保険に加入できるのでしょうか?

A3.外国人登録をしていて、永住資格、特別永住資格がある方や在留期間が1年以上ある方、1年以上滞在すると認められている方は介護保険に加入しなければなりません。
加入している方は、日本人と同様のサービスが受けられますが、日本人と同様に介護保険料も納めなければなりません。


Q4.確定申告をする際、介護保険料は保険料控除の対象になるでしょうか?

A4.介護保険料は、社会保険料控除の対象となります。健康保険料と同等の扱いになります。また配偶者などの介護保険料を支払っているのがあなたの場合も控除対象になります。