介護保険制度でケアマネジャー目指し1134人が受験

介護保険制度で、お年寄りの介護サービス計画を作成するケアマネジャーの試験が10月28日に、佐賀大学であり、社会福祉士や看護師ら1134人が受験しました。ケアマネジャーの試験は今年で10回目になります。佐賀県内での合格率は年々低下していまして、昨年度は過去最低の約15%となっています。

ケアマネジャーの試験は、1998年度にスタートして、佐賀県内の受験者が最も多かった初年度は約2060人でしたが年々受験者が減少し、一時は800人台にまで落ち込んでいましたが、6回目からは毎年、1000人を超えているようになりました。ケアマネジャーの試験内容は例年と同じように介護支援、保険医療、福祉サービス分野などから60問の設問がありました。合格は12月10日に発表され、合格者は来年1月から44時間以上の実務の研修を受けて、介護支援専門員の資格が与えられます。