体操や介護制度学ぶ連続講座 右京老人福祉センターで開講

 地域の福祉施設から、介護予防の体操や介護保険制度を年間を通じて学ぶ連続講座が9日、京都市右京区の右京中央老人福祉センターで開講した。初回はお年寄りが肩こりや腰痛を防ぐ体操を体験した。

 講座は、同センターが市右京地域介護予防推進センターと太秦老人デイサービスセンターに呼び掛け、初めて企画した。

 この日は、市内のお年寄り約40人が参加し、同推進センターの作業療法士中西文彦さんから、腰痛や肩こりの原因などについて聞いた。この後、日常生活でできる健康法を学び、「伸びる場所を意識してください」などと注意点を教わりながら、ひざを手で抱えて股(こ)関節を柔らかくしたり、腕を前に突き出して筋肉を伸ばす体操に取り組んだ。

 講座は今後月に2回程度開かれる予定で、次は18日に介護保険制度の内容を紹介する。無料。

 問い合わせは右京中央老人福祉センターTel:075(865)8425。

京都新聞 - 2007/4/9