介護保険施設でノロウイルス感染、宮城で

 宮城県健康対策課は10日、同県気仙沼市と石巻市の計2カ所の介護保険施設で入所者ら計65人が下痢など感染性胃腸炎の症状を訴え、うち5人からノロウイルスを検出したと発表した。

 同課によると、先月29日から今月10日にかけて、気仙沼市の介護老人保健施設と石巻市の介護老人福祉施設で合わせて入所者46人、職員19人が発症。うち入所者1人が入院したが重症者はおらず、全員回復しつつあるという。

 気仙沼、石巻の両保健所が感染原因を調査している。〔共同〕

日本経済新聞 - 2006年12月9日