回顧けせん2006 No5 記者取材ノートより 福祉・医療

 四月から住民生活に関係したさまざまな制度が見直され、介護保険料の引き上げや障害者自立支援制度の改正など、福祉サービスを取り巻く環境が大きく変わった。
 予防重視型システムの転換や新たなサービス体系の確立を図ったのが大きな特徴で、介護予防の中核拠点として市町村に地域包括支援センターが設置された。
 三年に一度の介護保険事業計画見直しに伴い、第一号被保険者(六十五歳以上)が支払う月額保険料が四月からアップした。気仙三市町では、大船渡市が三千五百七十円(23・7%増)、陸前高田市は三千五百五十円(22・4%増)、住田町が三千百円(9・7%増)となった。

東海新報 - 2006年12月26日